Markdown記法チートシート
Markdownの記法を1ページで確認できます。左に書き方、右に実際の表示結果を並べ、どのブロックもワンクリックでコピーできます。
Markdownの基本記法にはどんなものがありますか?
Markdownは記号だけで文章を整形します。# が見出し、**文字** が太字、*文字* が斜体、> が引用、- や 1. がリスト、バッククォートがコード、[文字](URL) がリンク、 が画像です。表・フェンスコードブロック・タスクリスト・脚注・打ち消し線は拡張記法にあたります。
# 見出し1
**太字** *斜体* ~~打ち消し線~~
> 引用文
- 箇条書き
1. 番号付きリスト
- [ ] タスク
`インラインコード`
[リンク](https://example.com)

| 列A | 列B |
| ---- | ---- |
| セル | セル |h1の見出し、太字・斜体・打ち消し線、引用段落、箇条書き・番号付き・チェックボックスの各リスト、インラインコード、リンク、画像、そして2列の表が順に表示されます。
Markdown記法チートシートを使う
基礎記法
以下はJohn Gruberの最初の設計文書で定義された要素です。すべてのMarkdownアプリケーションが対応しています。
見出し
# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3
#### 見出し4
##### 見出し5
###### 見出し6見出し1
見出し2
見出し3
見出し4
見出し5
見出し6
段落
最初の段落です。段落と段落は空行で区切ります。
2つ目の段落です。*斜体*、**太字**、`等幅フォント`を混ぜて書けます。箇条書きは
このように書きます:
* 1つ目
* 2つ目
* 3つ目最初の段落です。段落と段落は空行で区切ります。
2つ目の段落です。斜体、太字、等幅フォントを混ぜて書けます。箇条書きは
このように書きます:
- 1つ目
- 2つ目
- 3つ目
太字
**太字のテキスト**
__太字のテキスト__太字のテキスト
太字のテキスト
斜体
*斜体のテキスト*
_斜体のテキスト_斜体のテキスト
斜体のテキスト
太字+斜体
***太字かつ斜体のテキスト***
___太字かつ斜体のテキスト___
__*太字かつ斜体のテキスト*__
**_太字かつ斜体のテキスト_**太字かつ斜体のテキスト
太字かつ斜体のテキスト
太字かつ斜体のテキスト
太字かつ斜体のテキスト
引用
> これは引用です
>
> 複数行にわたって書けます
> 引用は入れ子にもできます
> > このようにこれは引用です
複数行にわたって書けます
引用は入れ子にもできます
このように
番号付きリスト
1. 1つ目の項目
2. 2つ目の項目
3. 3つ目の項目
1. 字下げした項目
2. 字下げした項目
4. 4つ目の項目- 1つ目の項目
- 2つ目の項目
- 3つ目の項目
- 字下げした項目
- 字下げした項目
- 4つ目の項目
箇条書きリスト
- 1つ目の項目
- 2つ目の項目
- 3つ目の項目
- 字下げした項目
- 字下げした項目
- 4つ目の項目
* ハイフンの代わりに
* アスタリスクを使っても
* 結果は同じです- 1つ目の項目
- 2つ目の項目
- 3つ目の項目
- 字下げした項目
- 字下げした項目
- 4つ目の項目
- ハイフンの代わりに
- アスタリスクを使っても
- 結果は同じです
インラインコード
文の途中で `code` と書くとインラインコードになります。文の途中で code と書くとインラインコードになります。
水平線
ハイフン3つ以上
---
アスタリスク3つ以上
***
アンダースコア3つ以上
___ハイフン3つ以上
アスタリスク3つ以上
アンダースコア3つ以上
リンク
[MDUtil](https://mdutil.com)
[タイトル付きリンク](https://mdutil.com "MDUtilのトップページ")
[参照スタイルのリンク][reference]
[reference]: https://mdutil.com画像



拡張記法
以下は基礎記法に機能を追加した要素です。対応していないMarkdownアプリケーションもあるため、使う前に公開先を確認してください。
表
| 記法 | 説明 | 例 |
| ----------- | ----------- | ------- |
| 見出し | ページの見出し | Header |
| 段落 | 本文のテキスト | Content |
| リスト | 箇条書き | • Item |
| 配置 | 左寄せ | 中央寄せ | 右寄せ |
| --- | :--- | :---: | ---: |
| 例 | Left | Center | Right |
| 数値 | Left | Center | Right || 記法 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 見出し | ページの見出し | Header |
| 段落 | 本文のテキスト | Content |
| リスト | 箇条書き | • Item |
| 配置 | 左寄せ | 中央寄せ | 右寄せ |
|---|---|---|---|
| 例 | Left | Center | Right |
| 数値 | Left | Center | Right |
フェンスコードブロック
```javascript
function hello() {
console.log("Hello, world!");
}
// コメント
hello();
```
```python
def hello():
print("Hello, world!")
# コメント
hello()
```function hello() {
console.log("Hello, world!");
}
// コメント
hello();
def hello():
print("Hello, world!")
# コメント
hello()
脚注
見出しID
### 任意の見出し {#custom-id}任意の見出し {#custom-id}
定義リスト
1つ目の用語
: 1つ目の用語の説明です。
2つ目の用語
: 2つ目の用語の説明です。1つ目の用語
: 1つ目の用語の説明です。
2つ目の用語
: 2つ目の用語の説明です。
打ち消し線
~~このテキストには打ち消し線が付きます~~このテキストには打ち消し線が付きます
タスクリスト
- [x] 導入を書く
- [x] サンプルを追加する
- [ ] インタラクティブな部品を作る
- [ ] ドキュメントを追記する- 導入を書く
- サンプルを追加する
- インタラクティブな部品を作る
- ドキュメントを追記する
絵文字
:smile: :+1: :rocket: :octocat::smile: :+1: :rocket: :octocat:
ハイライト
この部分を ==ハイライト== したいです。この部分を ==ハイライト== したいです。
下付き文字
H~2~O は水の化学式です。H2O は水の化学式です。
上付き文字
2^10^ は 1024 です。2^10^ は 1024 です。
Markdown記法リファレンス(要素別)
Markdownの記法は2層に分かれます。基礎記法はJohn Gruberが2004年に設計した当初からある要素で、どのパーサーでも動きます。拡張記法(表・フェンスコードブロック・タスクリスト・脚注など)は主にGitHub Flavored MarkdownとCommonMarkの拡張に由来し、対応状況はサービスごとに異なります。以下では要素のグループごとに、間違えやすいルールとあわせて整理します。
見出し・段落・改行
行頭のシャープ1〜6個で見出しレベルが決まり、シャープのあとの半角スペースは省略できません。段落と段落のあいだには空行が必要です。多くのパーサーは単独の改行を半角スペースとして扱うため、同じ段落内で改行したいときは行末に半角スペース2つ、またはバックスラッシュを置きます。
# 見出し1
## 見出し2
###### 見出し6
最初の段落です。
2つ目の段落です。前の行の末尾に半角スペースが2つあるので
ここで改行されます。h1・h2・h6の3つの見出しと独立した2つの段落が生成され、行末に半角スペースが2つある位置に<br>が入ります。
強調:太字・斜体・打ち消し線
記号1つで斜体、2つで太字、3つで両方が適用されます。単語全体を囲む場合はアスタリスクとアンダースコアが交換可能ですが、単語の途中で効くのはアスタリスクだけです。アンダースコアはsnake_caseのような識別子を壊さないよう除外されています。チルダ2つの打ち消し線はGFMの拡張で、コア記法ではありません。
*斜体* と _斜体_
**太字** と __太字__
***太字かつ斜体***
~~打ち消し線~~
un**bel**ievableem、strong、strongとemの入れ子、del、そして単語の途中だけを太字にした結果が表示されます。
リスト・入れ子・タスクリスト
箇条書きは -、*、+ のいずれか、番号付きリストは「数字+半角ピリオド」で書きます。番号はレンダラーが振り直すため、すべての行を 1. と書いても問題ありません。入れ子にする項目は半角スペース2〜4個で字下げします。記号の直後に [ ] または [x] を置くと、GitHub互換のサービスではチェックボックスになります。
- 1つ目の項目
- 2つ目の項目
- 入れ子の項目
1. 最初の手順
1. 次の手順
1. 最後の手順
- [x] 完了
- [ ] 未完了1段階の入れ子を含む箇条書き、1から3まで自動で番号が振られた番号付きリスト、先頭がチェック済みのタスクリストが表示されます。
リンク・画像・参照スタイル
インラインリンクは角括弧に文言、丸括弧にURLを書きます。画像は先頭に感嘆符を付けるだけで、角括弧の中身がalt属性になります。参照スタイルではURLを文書の末尾にまとめられるため、長い段落でもソースが読みやすく保てます。GFMでは裸のURLも自動的にリンクになります。
[インラインリンク](https://example.com "タイトルは省略可")

[参照スタイルのリンク][docs]
[docs]: https://example.com/docstitle付きのリンク、alt付きの画像、そして文末の定義から解決されたもう1つのリンクが表示されます。
インラインコード・フェンスコードブロック・エスケープ
バッククォート1つでインラインコードになります。コード自体にバッククォートが含まれる場合は、バッククォート2つで囲みます。フェンスコードブロックはバッククォート3つで、直後に言語名を書くとシンタックスハイライトが効きます。コードの中身はMarkdownとして解釈されないため、記号をそのまま見せたいときの最も簡単な方法でもあります。
まず `npm install` を実行します。
バッククォートを含む場合は ``a `b` c`` と書きます。
```js
function hello() {
console.log("Hello");
}
```
\*ここは斜体になりません\*2つのインラインコード、ハイライト付きのJavaScriptブロック、そして*ここは斜体になりません*がアスタリスクごとそのまま表示されます。
表・脚注などの拡張記法
表にはヘッダー行と区切り行が必要で、区切り行にコロンを入れると配置を指定できます。脚注・定義リスト・見出しID・ハイライト・上付き文字・下付き文字はいずれも拡張記法です。Obsidianやドキュメント生成ツールでは便利ですが、非対応の環境では記号がそのまま表示されます。
| 左寄せ | 中央 | 右寄せ |
| :--- | :---: | ---: |
| a | b | c |
出典が必要な記述です。[^1]
[^1]: ここが脚注の本文です。
### 任意のアンカー {#custom-id}左寄せ・中央寄せ・右寄せの3列の表、文末の注釈にリンクする上付きの脚注記号、そして見出しIDに対応した環境ではidがcustom-idのh3が表示されます。
どの記法がどこで使えるか
基礎記法はどこでも安全に使えます。実際に崩れるのは拡張記法のほうで、Obsidianでは完璧に表示される同じファイルが、チャットツールでは記号の羅列になることもあります。「拡張記法」のセクションにある書き方を使う前に、公開先の対応状況を確認してください。
| プラットフォーム | 対応状況 | 備考 |
|---|---|---|
| GitHub / GitLab | 基礎+拡張の大半 | 表、タスクリスト、打ち消し線、脚注、URLの自動リンクに対応。定義リスト、==ハイライト==、上下付き文字は非対応です。 |
| Qiita | 基礎+拡張の大半 | 表、タスクリスト、打ち消し線、脚注、数式に対応。:::note などの独自記法もあります。 |
| Zenn | 基礎+拡張 | 表、脚注、数式に加え、:::message やコンテンツ埋め込みなどの独自記法が使えます。 |
| はてなブログ | 一部 | Markdownモードで基礎記法と表に対応。脚注は [^1] ではなく、はてな記法の (( )) を使います。 |
| Discord | 一部 | 見出し、リスト、引用、コードブロック、伏せ字、文言付きリンクに対応。表、画像、脚注は使えません。 |
| Obsidian | 基礎+拡張 | ==ハイライト==、コールアウト、[[ウィキリンク]]、脚注、LaTeX数式が追加で使えます。 |
| Notion | 一部 | 基礎記法は入力した時点で自動変換されます。脚注、定義リスト、見出しIDは貼り付け時に失われます。 |
| VS Code プレビュー | 基礎+拡張 | CommonMarkに加えてGFMの表、タスクリスト、数式に対応。それ以外は拡張機能で補います。 |
このMarkdownチートシートの使い方
記法を探す
どのパーサーでも動く要素は「基礎記法」、表・脚注・タスクリストなどGitHub以降に増えた要素は「拡張記法」から探します。
書き方と結果を見比べる
各ブロックは左にMarkdownのソース、右に実際の表示結果を並べています。使う前に、その記号が何を生むのかを確認できます。
スニペットをコピーする
ブロック見出しのコピーボタンを押すと、その記法がそのままクリップボードに入ります。
貼り付けて書き換える
サンプルの文言を自分の内容に差し替えます。拡張記法を使った場合は、先に対応状況の表で公開先を確認してください。
よくある質問
Markdownとは何ですか?
Markdownは、ふだん使う記号だけでプレーンテキストを整形する軽量マークアップ言語です。John Gruberが2004年に、ソースのままでも読みやすい文書を目指して設計しました。パーサーがHTMLに変換するため、同じ.mdファイルがGitHub、Obsidian、静的サイトジェネレーター、多くのチャットツールで同じように表示されます。
Markdownの基本記法と拡張記法の違いは?
基本記法は最初期からある要素で、見出し、段落、太字、斜体、引用、リスト、コード、水平線、リンク、画像が含まれます。これらはどのパーサーでも動きます。拡張記法はGitHub Flavored Markdownで広まったもので、表、フェンスコードブロック、脚注、定義リスト、打ち消し線、タスクリスト、絵文字、見出しIDなどが加わりますが、対応状況はサービスごとに異なります。
GitHubのMarkdown記法は標準と同じですか?
GitHubはCommonMarkの上位互換であるGitHub Flavored Markdownを使っています。基本記法の挙動は完全に同じで、GFMではさらに表、タスクリスト、打ち消し線、脚注、URLの自動リンク、フェンスコードブロックのシンタックスハイライトが使えます。一方で定義リスト、イコール記号によるハイライト、上付き・下付き文字には対応していません。
Markdownで改行が反映されないのはなぜですか?
同じ段落の中で改行するには、行末に半角スペースを2つ置いてから改行するか、行末にバックスラッシュを置きます。単独の改行は多くのパーサーで半角スペースとして扱われるため、そのままでは反映されません。空行を入れた場合は改行ではなく新しい段落になります。
Markdownで表を作るには?
縦線で区切ったヘッダー行を書き、次にハイフンの区切り行、そのあとにデータ行を1行ずつ書きます。区切り行のコロンで配置が決まり、:--- が左寄せ、:---: が中央寄せ、---: が右寄せです。表は拡張記法なので、GitHub Flavored Markdownに対応したパーサーが必要です。
MarkdownのなかにHTMLを直接書けますか?
多くの場合は書けます。kbdやsubのようなインラインタグは段落の中にそのまま書けますし、ブロックレベルのHTMLは前後を空行で挟めば動きます。ただしブロックレベルHTMLの内側では通常Markdownが解釈されません。GitHubなどはタグをサニタイズするため、スクリプトやstyle属性は取り除かれます。
Markdownの記号をそのまま表示するには?
記号の前にバックスラッシュを1つ置きます。エスケープできるのはMarkdownが特別扱いする文字で、バックスラッシュ、バッククォート、アスタリスク、アンダースコア、波括弧、角括弧、丸括弧、シャープ、プラス、マイナス、ピリオド、感嘆符、縦線が対象です。バッククォートで囲んでインラインコードにする方法でも書式は無効になります。
見出しの # のあとに半角スペースは必要ですか?
必要です。CommonMarkとGitHub Flavored Markdownでは、#見出し はただの文字列として表示され、# 見出し と書いてはじめて見出しになります。ほかのブロック記号も同じで、リスト項目はハイフンのあとに、引用は不等号のあとに半角スペースが必要です。
Markdownファイルの拡張子は何ですか?
標準の拡張子は.mdで、.markdownも同じように有効です。どちらもプレーンテキストなので、どのエディタでも開けます。GitHubはリポジトリ直下のREADME.mdを自動的に表示します。静的サイトジェネレーターは通常.mdを想定し、ファイル内にコンポーネントを含む場合は.mdxを使います。
同じMarkdownが別のサイトで表示が崩れるのはなぜですか?
サービスごとに実装している記法の範囲が違うためです。ハイライト、上付き文字、下付き文字、脚注、定義リストは標準ではなく拡張記法なので、Obsidianで正しく表示される内容がGitHubやチャットツールでは記号のまま出てしまうことがあります。ツールをまたいで使う文書は、基礎記法だけで書くのが安全です。